中古?リユース?リサイクル?の違いについて

昨今では「環境問題」や「SDGs」などエコに関するさまざまな言葉や取り組みが注目されております。リユース、リサイクルといった言葉も巷にてよく聞くようになりました。【中古】【リユース】【リサイクル】の言葉の差について説明します。

【中古】【リユース】【リサイクル】の違いについて

ここ数年でリユースという言葉を耳にする機会が多くなってきました。
【リユース】とは一度使用されたものをそのままの形で再使用することを指します。
今まで同じ意味で使われてきた言葉に【リサイクル】がありますが、こちらの本来の意味は「資源物」として使える部分を取り出し「原材料」として新しい製品を作ることです。

中古品を販売するお店が「リサイクルショップ」と一般的に呼ばれますが、正確な意味で考えると【リユースショップ】が正しい名称となると考えます。

似ているけど微妙に意味が違ってくる「リユース」と「中古(ちゅうこ」

【リユース】に類似する言葉で【中古(ちゅうこ)】という言葉があります。
リユースと中古は似たような表現で使われていますが、リサイクルや中古という言葉がメジャーなためリユースという言葉はまだなじみが薄いかもしれません。
【中古】という言葉自体、少しネガティブなイメージがあり、せっかく廃棄物を出さない、環境に配慮することを行っていますが、直接そのイメージが結びつきにくい言葉でした。

環境問題や昨今話題になっている「SDGs」12番目のゴールにある「つくる責任、つかう責任」を社会全体で果たすために、せっかく作られた製品は使える限り再使用「リユース」をしてライフサイクルを延ばしていくべきと考えています。
商品を購入する際に”中古を買う”より”リユース品を優先する”という社会になって欲しいと思いますし「リユース」という言葉にポジティブなイメージを持っています。

オフィスレスキュー119Happyの取り組み

そこでオフィスレスキュー119Happyでは「中古」という言葉を社内で使用することを廃止し【リユース】という言葉を使うことにより社内の意識を変えて行こうという取り組みをはじめました。

元々、廃棄物処理業者として会社で不要になったものを廃棄するという作業を行っていく中で
『まだ使えるのにもったいない』という考えから中古販売を行ってきましたが、今後は「リユース」という言葉が少しでも社会に浸透して欲しいと思い当社はリユースショップと名乗り、中古品ではなくリユース品という言葉を積極的に使っていきたいと思います