コンセント不足や乱雑な配線に悩むオフィスには、フロアコンセント(床コンセント)の導入が最も効果的な解決策です。
床下に配線を収められるため、デスク周りがすっきり整い、つまずき事故やコードの断線といった安全面のリスクも大幅に軽減できます。
会議室や執務スペースのレイアウト変更にも柔軟に対応できるため、快適で働きやすいオフィス環境づくりに役立ちます。
実際、多くの企業が「配線の見栄え改善」「安全性向上」「利便性アップ」を目的にフロアコンセントを採用しています。
この記事では、フロアコンセントの仕組みや導入メリット、施工費用の目安、設置時の注意点までをわかりやすく解説します。
Contents
フロアコンセント(床コンセント)とは?

フロアコンセント(床コンセント)とは、床面に埋め込んで設置するタイプの電源差込口のことです。
机の中央や会議テーブルの足元など、必要な場所に電源を配置できるため、壁際のコンセントよりも使い勝手が大きく向上します。
使用していないときは差込口を本体内部に収納できるため、床面をすっきりできるのが特長です。
また、OAフロア(二重床)など床下に配線スペースがある環境と組み合わせれば、配線を床下に通せるため、より整理しやすくなります。
そもそもOAフロアとは?詳しくはこちらから↓
OAフロアの種類と選び方を解説!費用感や導入ポイントを紹介
実際に導入した企業では、「配線の見た目が改善され、来客時の印象が良くなった」「机ごとの電源確保が簡単になり、フリーアドレス運用がしやすくなった」といった声が多く見られます。
以下では、フロアコンセントを導入したオフィスの実際のレイアウトや仕上がりを写真付きで紹介しています。
導入後の床面のスッキリ感や使い勝手の変化が具体的にイメージできるので、
フロアコンセントを導入したお客様の事例をぜひチェックしてみてください。
オフィスにフロアコンセント(床コンセント)を導入するメリット

床下に配線を収納できるフロアコンセントは、見た目の改善から安全性の向上まで、多くのメリットをもたらします。
・配線がすっきりして見た目が美しくなる
・レイアウト変更に柔軟に対応できる
・電源確保がスムーズになる
・安全面が高まり、オフィスの事故を防げる
配線がすっきりして見た目が美しくなる
フロアコンセントを導入する最大のメリットのひとつが、配線がすっきりまとまり、オフィス全体の見た目が美しくなる点です。
壁際から無理に電源を引っ張る必要がなくなり、机の周囲にコードが散乱することもありません。
さらに、使用していないときはプラグを本体内部に収納できるため、コンセント使用時でも床面をすっきり保てるのが特徴です。
足元のごちゃつきがなくなり、来客時の印象もぐっと良くなります。
レイアウト変更に柔軟に対応できる
フロアコンセントは、壁際のコンセントに依存しないため、机の配置替えや会議室のレイアウト変更を行う際も、電源位置に縛られず自由に設計できます。
特に、会議スペースの拡張やフリーアドレス化など、オフィスの使い方が変化しやすい企業にとっては、電源確保がボトルネックにならないというのは大きな利点です。
環境の変化に合わせて柔軟に空間を作り替えられるため、業務効率や快適性の向上にもつながります。
電源確保がスムーズになる
フロアコンセントがあれば、机のすぐそばに電源を用意できるため、参加者は席に座ったまま必要な機器をすぐに接続できます。
壁際のコンセントから延長コードを引く必要がないため、会議やプレゼンでの電源確保が格段にスムーズになります。
パソコンやプロジェクター、オンライン会議用デバイスなど、複数の機材を使う会議室では特に便利です。準備にかかる手間や時間も大幅に削減できるでしょう。
安全面が高まり、オフィスの事故を防げる
フロアコンセントを導入すれば、延長コードを床に這わせる必要がなくなり、つまずきや引っ掛けによる転倒事故を防げます。
さらに、使用していないときはプラグを床下に収納できるため、床面がスッキリした状態を保てる点もメリットです。
配線のごちゃつきによる断線や機器トラブルを避けつつ、常に整った環境を維持できます。
フロアコンセント(床コンセント)の施工費用の目安

フロアコンセントの施工費用は、床の構造によって大きく変動します。
特に、床下に配線スペースを確保できる OAフロア(二重床)の有無は、工事のしやすさや総費用を左右する重要なポイントです。
以下の点について詳しく解説します。
・1か所あたりの施工費用の相場
・床構造やOAフロアの有無による費用の違い
1か所あたりの費用相場
フロアコンセントの設置費用は、条件によって幅があります。あくまで目安ですが、以下の金額を参考にしてください。
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工事区分 |
1か所あたりの費用相場(目安) |
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新設(OAフロア施工時) |
約2万〜4万円前後 |
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既存オフィスへの後付け工事 |
約3万〜6万円前後 |
費用にはコンセント本体の代金、電気工事費、配線費用、床の開口・補修費用などが含まれます。
見積書では、これらの費用がどの項目に計上されているかを確認し、不明な点を曖昧にしたまま発注しないようにしましょう。
床の構造とOAフロアによる費用差
フロアコンセントの施工費用は、床の構造によって価格が大きく変動します。
最も安く済むのは床下に配線スペースがあるOAフロアで、1〜2万円台で施工できる場合もあります。
一般的なフローリングやタイルカーペットでは3〜6万円前後が目安です。コンクリート床は埋設工事が必要になり、5万円以上かかるケースもあります。
最適な方法を判断するためにも、まずは専門業者に現場調査を依頼することが大切です。
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床の種類 |
費用相場 |
ポイント |
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OAフロア |
1〜2万円台 |
安価で仕上がりがキレイ |
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一般的な床 |
3〜6万円前後 |
モールのカバーが目立つ、段差ができる |
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コンクリート床 |
5万円以上かかるケースもある |
すでに埋設されている配管があれば利用してできるが、増設は難しい |
フロアコンセント(床コンセント)を設置する際の注意点

フロアコンセントを安全かつ快適に使用するためには、事前の確認が欠かせません。
特に下記の3点は、導入前に必ずチェックしておきたいポイントです。
・電気容量・安全性を必ず確認する
・OAフロアの高さ・配線ルートを確認する
・水気・湿気の多い場所には設置しない
電気容量・安全性を必ず確認する
フロアコンセントを新設する際は、電気容量と安全面の確認がとても重要です。
同じ回路にパソコン・複合機・ヒーターなど高消費電力の機器が集中すると、負荷が増えてブレーカーが落ちる原因になります。
設置前に分電盤の空き容量や回路の状況を確認し、必要に応じて回路の追加工事を検討しましょう。
また、電気設備工事には危険が伴うため、施工は必ず電気工事士の資格を持つ専門業者に依頼することが重要です。
OAフロアの高さ・配線ルートを確認する
すでにOAフロアを導入している場合は、床下にどの程度の高さ(空間)が確保されているかを事前に確認しておきましょう。
床下の高さが30mm未満だと、電源ケーブルやLANケーブルを通しづらく、施工に制約が生じる場合があります。
また、配線ルートが複雑なオフィスでは、後からトラブルの原因となるケースもあります。
分電盤からの距離や回路経路も含め、施工前に工事業者としっかり打ち合わせを行っておきましょう。
水気・湿気の多い場所には設置しない
フロアコンセントは、水気や湿気の影響を受けやすく、漏電やショートの原因になるリスクがあります。そのため設置場所には特に注意が必要です。
給湯室や飲み物を扱うスペース、出入口付近など、水が入り込みやすい場所は避けましょう。
床にこぼれた水がコンセント内部に浸入すると、機器トラブルや感電事故につながる可能性があります。
やむを得ず水回りの近くに設置する場合は、防水カバー付きタイプを選ぶなど対策を講じることで、安全性を高められます。
配線のストレスを解消して、スマートなオフィス空間へ

フロアコンセントは、煩雑になりがちな配線をすっきり整え、快適で安全なオフィス環境づくりに役立つ設備です。
見た目の美しさだけでなく、レイアウト変更への柔軟性や安全性の向上にも大きな効果を発揮します。
ただし、施工には専門的な知識と技術が必要となるため、経験豊富な業者に依頼することが重要です。
フロアコンセントの導入をご検討中の方は、電気工事士が在籍するオフィスレスキュー119Happyにお任せください。
現場調査から施工完了までを一つの窓口で対応できるため、スケジュール調整がスムーズになり、コスト面でも無駄がありません。
現場調査・お見積もりは無料です。
オフィスの電源環境でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。







