気分転換の方法を解説!オフィスで疲れたときにすぐできるリフレッシュ方法とは?

オフィスのデスクで簡単にできる気分転換の方法を解説します。

疲れは集中力の低下や作業効率の悪化につながるため、こまめなリフレッシュが大切です。

本記事では、デスクに座ったまま取り入れられる方法や、休憩時間に実践しやすい工夫を紹介します。

毎日の業務の合間に無理なく続けられる内容なので、仕事中の疲れをリセットして効率よく進めたい方はぜひ参考にしてください。

今すぐできる気分転換の方法10選!

仕事の合間に「少し疲れたな」と感じたときは、短時間でできる気分転換が効果的です。

今すぐ取り入れられる気分転換の方法を10個ご紹介します。集中力をリセットして仕事を効率よく進めたい方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 深呼吸する
  2. 軽いストレッチや散歩をする
  3. お気に入りの音楽を聴く
  4. 香りでリラックスをする
  5. 温かい飲み物を飲む
  6. 机の上を片付ける
  7. ジャーナリングをする
  8. 緑を見る・窓を開ける
  9. 軽い睡眠をとる
  10. 誰かに話を聞いてもらう

深呼吸する

仕事で緊張したり疲れたりすると、体は興奮モードになりがちですが、深く息を吸ってゆっくり吐くと、リラックスモードに切り替わりやすくなります。

これは、呼吸や心拍、血流などを自動的にコントロールしている「自律神経」のはたらきによるものです。

デスクに座ったままでもできるので、気分をリセットしたいときにぜひ試してみてください。

軽いストレッチや散歩をする

デスクでできる軽いストレッチやちょっとした散歩を挟むだけで、体の緊張がほぐれ、頭もすっきりして再び仕事に集中しやすくなります。

長時間同じ姿勢を続けると血の巡りが悪くなり、肩こりや疲労感の原因になりがちです。

数分でできる簡単な方法なので、集中力が落ちてきたと感じたら積極的に取り入れてみてください。

お気に入りの音楽を聴く

音楽には気持ちを落ち着けたり高めたりする効果があります。

お気に入りの曲を聴けば、気分が切り替わり、心も軽くなるでしょう。

イヤフォンやヘッドフォンを使えばデスクでも気軽に取り入れられるので、気分を変えたいときにぜひ試してみてください。

そのときの気分や目的に合わせて音楽を選ぶと、より効果的にリフレッシュできます。

〈疲労を和らげたいときにおすすめの音楽〉

・クラシック音楽(穏やかな旋律で心を落ち着けたいときに)

・カフェミュージック(リラックスしながら集中したいときに)

・鳥のさえずりや波の音などの自然音(気持ちをやわらげたいときに)

〈モチベーションを高めたいときにおすすめの音楽〉

・ロックやポップスなどのアップテンポの曲(元気を出したいときに)

・応援ソングなどの前向きな歌詞の曲(ポジティブな気持ちになれる曲)

・リズム感のある曲(作業をテンポよく進めたいときに)

香りでリラックスする

嗅覚は感情や記憶をつかさどる脳と深くつながっているため、好きな香りを感じるだけでストレスを和らげたり気分を前向きにしたりすることができます。

ハンドクリームやアロマオイルをデスクに置いておけば、仕事の合間に手軽に取り入れられるのでおすすめです。

〈疲れを癒やしたいときにおすすめの香り〉

・ラベンダー

・カモミール

・ベルガモット

〈集中力を高めたいときにおすすめの香り〉

・ペパーミント

・ローズマリー

・レモン

温かい飲み物を飲む

温かい飲み物は体を内側から温めて血流を促し、心と体の緊張をほぐしてリラックス効果をもたらします。

疲れやストレスを和らげる助けにもなるでしょう。

コーヒーや紅茶で気分を切り替えたり、カフェインレスのハーブティーで落ち着いたりと、シーンに合わせて選ぶのもおすすめです。

ただし、紅茶やコーヒーなどカフェインを含む飲み物は覚醒作用があるため、飲み過ぎると興奮や不安につながる恐れもあります。取り入れる際は量に気をつけましょう。

<紅茶やコーヒーの注意点>

■1日の摂取量の目安を守る

約400mg コーヒーカップ2杯から3杯分に相当

■ミルクを加えカフェインの量を抑える

ミルクにはリラックス効果がある

参考:「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」(厚生労働省)

机の上を片付ける

散らかったデスクは無意識にストレスを生み、作業効率を下げます。

書類をそろえたり不要なものをしまったりするだけでも、視界がクリアになって気持ちがリセットされます。

集中力が高まるデスクの整理整頓についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

オフィスの机の上を整えるレイアウト方法とは?デスクの収納アイデアを紹介

ジャーナリングをする

ジャーナリングは、頭に浮かんだ思いを文字にし、漠然とした自分の気持ちを可視化する「書く瞑想」ともいわれています。

考えや感情を紙に書き出すと、漠然とした不安やモヤモヤが言葉になり、頭の中が整理され気持ちが落ち着きます。

やり方の基本は「思考を自由に書き出す」こと。上手にまとめようとせず、浮かんだ気持ちや考えをそのまま文字にするのがポイントです。

〈ジャーナリングのやり方〉

  1. ノートやメモを用意する(スマホやPCでもOK)
  2. 5〜10分程度の時間を決める
  3. 浮かんだことをそのまま書き出す(良い・悪いは気にしない)
  4. 書き終わったら内容を振り返る必要はなく、そのまま閉じてもOK

緑を見る・窓を開ける

観葉植物や外の景色に目を向けるだけで視覚的にリフレッシュでき、ストレスの軽減や集中力の回復につながります。

さらに、窓を開けて新鮮な空気を取り入れると空気が入れ替わり頭もすっきりするでしょう。

デスクに小さな植物を置いたり、休憩時に窓辺に立って外の風を感じたりと、すぐに実践できる方法なのでおすすめです。

<ポイント>

  • パソコン画面から距離を置く
  • 遠くの緑や空を眺める
  • 窓を開けて風に当たる
  • 身近な観葉植物でも効果がある

植物の管理が難しい方は、フェイクグリーンを取り入れるのもよいでしょう。

水やり不要で手軽に雰囲気を変えられるうえ、視覚的なリラックス効果も期待できます。フェイクグリーンのメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

オフィスにフェイクグリーンを取り入れるメリットとは?選び方を解説

 

軽い睡眠をとる

10〜20分程度の軽い睡眠をとるだけで、頭がすっきりして集中力や記憶力が回復します。

特に昼食後など眠気を感じやすい時間に短時間の仮眠を取り入れると、仕事の効率がぐっと高まるでしょう。

ポイントは長く寝すぎないようにしてください。短時間にとどめることで、目覚めたあとにだるさを感じにくくなります。

デスクに突っ伏して休んだり、リクライニングチェアで軽く目を閉じたりと、自分に合った無理のない方法で取り入れてみてください。

誰かに話を聞いてもらう

誰かに話を聞いてもらうだけで、心が軽くなり気分がリフレッシュします。

悩みや不安をひとりで抱え込むと頭の中がいっぱいになりやすいですが、言葉にして人に伝えることで気持ちが整理され、ストレスの軽減にもつながります。

深刻な内容でなくても、ちょっとした雑談や世間話をするだけでも効果的です。

オフィスで気分転換をする際の注意点

オフィスでの気分転換は仕事の効率を高めるうえで効果的ですが、やり方によっては周囲に迷惑をかけたり、かえって集中を妨げたりする恐れもあります。

せっかくのリフレッシュをより良いものにするためには、シーンや状況に合わせた工夫が大切です。

ここでは、オフィスで気分転換をするときに気をつけたいポイントをご紹介します。

  • 時間を区切る
  • スマホばかり触らない
  • メリハリをつける

時間を区切る

気分転換をするときは、時間を決めて行いましょう。

休憩が長くなりすぎると作業への切り替えが難しくなり、集中力を保つどころか効率を下げてしまうケースもあります。

5分程度のストレッチや10〜20分の仮眠など、あらかじめ時間を決めて取り組むことで、メリハリのあるリフレッシュができるでしょう。

スマホばかり触らない

気分転換のつもりでスマホを触りすぎると、情報によって脳を疲れさせるため注意してください。

SNSやニュースをだらだら見てしまうと時間も奪われ、リフレッシュどころか集中力が途切れたままになりがちです。

どうしてもスマホを使いたいときは、時間を決めて短時間にとどめるようにしましょう。

メリハリをつける

作業と休憩の時間は切り離し、メリハリをつけて体と脳を休めましょう。

作業を終える目標時間と休憩時間をあらかじめセットにしてスケジュール化すると、意識的に休憩を取りやすくなります。

作業時間と休憩時間の目安は次のとおりです。

・25分作業したら5分休む

・50分作業したら10分休む

さらに、休憩の際には執務スペースから離れるのも効果的です。場所を変えるだけで気持ちの切り替えがスムーズになり、集中力の回復や作業効率の向上につながります。

気分転換をするメリット

気分転換は、心と体をリフレッシュさせ、以下のようなメリットを期待できます。

〈気分転換をするメリット〉

・集中力や注意力が回復し、仕事の効率が上がる

・肩こりや目の疲れなど体への負担を軽減できる

・ストレスを和らげ、気持ちを前向きに保ちやすくなる

・仕事の質やスピードが向上する

長時間同じ作業を続けると脳や体に疲れがたまり、注意力も落ちやすくなりますが、短い休憩を挟むことで気持ちが切り替わり、作業意欲を回復できます。

また、ストレスを和らげて前向きな気持ちを取り戻せる点も大きなメリットです。

気分転換は作業効率を高める上で大切な時間

オフィスでの気分転換は、作業効率を高めるうえで欠かせない時間です。

疲れを感じたときには作業を切り上げ、今回紹介した方法を取り入れて気分を切り替えてみましょう。

さらに、社内に休憩室がある場合は、移動して休むことで気分転換の効果もより高まります。

オフィスレスキュー119Happyでは、休憩室の設計・導入をはじめ、効率的で快適なオフィスづくりを数多く手がけてまいりました。

オフィスの休憩室は設けた方がいい?事例やおすすめの家具を紹介

お客様のご要望を丁寧に伺い、気分転換しやすい環境づくりをサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。