オフィス家具リースのメリットとデメリットを解説!予算を抑えて借りる方法とは

オフィス家具リースのメリットとデメリットを解説

オフィスを立ち上げる際やレイアウトを一新したいとき、家具の調達方法として注目されているのが「リース」という選択肢です。

購入と比べて初期費用を抑えられる一方で、途中解約ができない、長期的に見るとコストが高くなる可能性があるなどの注意点もあります。

この記事では、オフィス家具をリースするメリットとデメリットをわかりやすく解説し、自社に合った導入方法を見極めるためのヒントをお届けします。

オフィス家具のリースとは?

オフィス家具リースのメリットとデメリットを解説

オフィス家具のリースとは、デスクやチェア、キャビネットなどの家具を一定期間レンタル形式で利用するサービスです。

購入とは異なり、初期費用を抑えながら必要な家具を揃えられるのが特徴で、家具が故障した場合には、メンテナンス費用を保険で補填できるため、突発的なコストの発生を抑えられるというメリットもあります。

コスト管理を重視する企業にとって、柔軟で効率的なオフィス環境づくりを実現する手段として注目されています。

オフィス家具リースの主な特徴は以下のとおりです。

  • 月々の支払額が安い(資金に余裕がなくても安心)
  • 自由に選べる(働き方に合わせられる)
  • リース終了時は家具を返却(処分の手間がかからない)
  • リース期間の目安は2〜10年(定期的に見直せる)

オフィス家具を導入する方法としては、リースのほかに「レンタル」という選択肢もあります。

レンタルは、短期間の利用や急なレイアウト変更などに対応しやすく、柔軟性の高さが大きな魅力です。

それぞれに特徴や適した利用シーンがあるため、自社の目的や運用スタイルに合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。

「リースとレンタル、どちらが自社に合っているのか分からない…」という方は、ぜひ以下の記事で詳しく比較をご覧ください。

オフィス家具のレンタルとリースの違いとは?メリットとデメリットを比較!

オフィス家具をリースするメリット

オフィス家具リースのメリットとデメリットを解説

オフィス家具のリースは、コスト面や運用面でさまざまなメリットが得られます。

初期投資を抑えられるだけではなく、月々の経費として消化できるので事業の成長に合わせた利用が可能です。

ここでは、オフィス家具リースの代表的な以下の利点について詳しくご紹介します。

  • 初期費用を抑えられる
  • メンテナンスや修理の負担を軽減できる
  • 処分の手間がかからない
  • 経費として計上できる

初期費用を抑えられる

オフィス家具をリースする最大のメリットのひとつが、初期費用を大幅に抑えられる点です。

購入の場合は一括で高額な費用がかかりますが、リースであれば月々の定額料金で利用できるため、資金負担を軽減しながら必要な家具を揃えられます。

特に、開業時や新規事業立ち上げ時など、まとまった資金が必要なタイミングには有効な選択肢となります。

たとえば、デスク・チェア・デスクワゴンの三点セットの導入費用をリースと購入で比べてみましょう。

<三 点セットの導入費用の相場>

項目 一人あたりの費用 従業員10名の費用 従業員50名の費用
リース(月額) 1,900円~ 19,000円~ 9万5,000円~
新品の購入費用 10万円前後~ 100万円前後~ 500万円前後~

メンテナンスや修理の負担を軽減できる

故障時のメンテナンス費用は、リース契約時の保険によって補填されることが多く、自社で修理業者を手配したり、費用を負担したりする必要がありません。

そのため、突発的な対応に追われることなく、日常業務への影響も最小限に抑えられます。

こうした維持管理の手間を軽減できる点も、リースならではの大きなメリットといえるでしょう。

処分の手間がない

リース契約では契約期間が終了すると家具を返却するだけで済むため、自社で不要になった家具を処分する手間や費用がかかりません。

買い替えやオフィス移転の際にもスムーズに対応でき、廃棄物の処理やリサイクルの手配に悩む必要がないのは大きな利点です。

環境への配慮やオフィスの柔軟な運用を考えるうえでも、リースは効率的な選択肢といえるでしょう。

以下は、家具の処分費用の目安です。

家具 処分費用の目安(1点あたり)
デスク 1,000~4,000円
チェア  500~2,000円
パーティション 2,000~3,000円
ロッカー 2,000~5,000円

リース契約であれば、費用の負担だけでなく、処分業者の選定や見積書の作成依頼といった手間や時間も省けるのがうれしいポイントです。

経費として計上できる

リース料金は多くの場合、経費として計上できるため、税務上のメリットがあります。

資産として計上する必要がなく、月々のリース料を運営コストとして処理できるため、キャッシュフローの管理がしやすくなります。

特に中小企業やスタートアップにとっては、限られた資金を効率的に活用するうえで有利な選択肢となります。

オフィス家具をリースするデメリット

オフィス家具リースのメリットとデメリットを解説

オフィス家具のリースには多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。

長期的な利用を予定している場合は、購入のほうが適しているケースもあるため、事前にリースの特徴をしっかり理解しておきましょう。

ここでは、オフィス家具をリースする際に考慮しておきたい主なデメリットについて解説します。

  • 長期的にはコストが割高になる可能性がある
  • 契約期間中の解約が原則できない
  • 所有権が得られない

長期的にはコストが割高になる可能性がある

リースは初期費用を抑えられる反面、長期的に利用するとトータルコストが購入よりも高くなる可能性があります。

月々のリース料を積み重ねていくと、数年後には新品の家具を購入できるほどの金額になる場合もあるため、使用期間や予算に応じて慎重に検討する必要があります。

以下は、5年間のリース契約を結んだ場合にかかるコストの総額についての目安です。

リース料は契約内容や家具の種類によって異なりますが、購入に比べて割高になるケースもあるため、事前にシミュレーションを行い、コスト全体を把握しておきましょう。

< デスク・チェア・デスクワゴンの三点セットのリース額の目安>

項目 一人あたりの費用 従業員10名の費用 従業員50名の費用
リース料(月額) 1,900円~ 1万9,000円~ 9万5,000円~
リース料5年分 11万4,000円~ 114万円~ 570万円~
新品の購入費用 10万円前後~ 100万円前後~ 500万円前後~

リース料には固定資産税や手数料、保険料などが含まれています。そのため、契約期間の長さによっては、支払総額が購入費用よりも高額になります。

リースが適しているのは、主に以下のケースです。

  • 定期的に最新設備へと計画的に入れ替えるため、リース期間を予め設定できるケース
  • 中期のプロジェトや期間限定の部署設立など、一定の期間で確実に完了する業務がある
  • 月々の支出を一定に抑えて、安定的な予算管理をしたい

中長期的な視点で総コストを比較し、企業運営に合った調達方法を選びましょう。

契約期間中の解約が原則できない

オフィス家具のリース契約では、原則として契約期間中の中途解約ができません。

途中で家具が不要になった場合でも、残りのリース料の支払い義務が発生するため、事業の縮小やレイアウト変更の可能性がある場合には、慎重な判断が求められます。

仮に解約が可能だったとしても、多くの場合、残存期間に応じた違約金が発生します。

そのため、無駄な経費を避けるためにも、今後の経営やオフィスの運用計画をしっかりと見据えたうえでリース契約を検討してください。

所有権が得られない

リース契約では、契約期間中も終了後も家具の所有権はリース会社にあるため、自社の資産として扱えません。

将来的に売却したり転用したりすることができず、契約満了時には原則として返却が必要です。

長く使い続けたい家具がある場合や、資産として管理したい場合には、購入のほうが適しているケースもあります。

オフィスレスキュー119Happyのリースは契約満了後に譲渡される

オフィス家具リースのメリットとデメリットを解説

オフィスレスキュー119Happyでは、新品と中古のオフィス家具リースを取り扱っており、自由に組み合わせて選べます。

そのため、予算にメリハリをつけながら、無理のないコスト削減が実現できます。

また、オフィスレスキュー119Happyの大きな特徴として、リース契約満了後には追加料金なしで家具の所有権が譲渡されます。

企業理念や方針に沿って選んだ家具を、オフィスのイメージを保ったまま使い続けられる点も魅力です。

オフィスレスキュー119Happyのリースサービスの特徴

  1. 初期費用の軽減

リースを利用すれば、高額な初期投資を避けつつ、月々の定額料金で必要な家具を導入可能です。資金繰りが安定し、他の重要な設備や事業への投資にも資金を回しやすくなります。

  1. 中古家具のリース対応

新品だけでなく、品質の高い中古オフィス家具もリース対象として選べます。コストをさらに抑えたオフィスづくりが実現しやすくなります。

  1. 契約満了後の譲渡オプション

リース契約の期間終了後には、使用中の家具をそのまま譲り受けられるオプションがあります。返却や処分の手間を省けるうえ、長期利用を想定している企業には大きな利点です。

  1. 動産保険付き

契約には動産保険が付帯されており、事故や災害による損害にも対応しています。万が一のトラブルが発生しても安心して使用を継続できます。

  1. 工事費用もリース対象

オフィスの設置やレイアウト変更にかかる工事費用も、リース対象に含めることが可能です。オフィス全体の構築費を一括で管理でき、負担を分散できます。

また、オフィスレスキュー119Happyでは、オフィス移転に伴うビジネスホンの設置や電気工事、LAN工事、内装工事まで一括して対応しています。

さらに、家具の搬入や設置もすべてお任せいただけます。

移転に必要な準備をまるごと任せられるため、手間を減らしながら初期費用の負担も軽減できます。

オフィスレスキュー119Happyのリースについて詳しい情報を見る

リースを上手に活用して、効率的で快適なオフィスづくりを実現しよう

オフィス家具リースのメリットとデメリットを解説

オフィスの立ち上げやリニューアルでは、コストを抑えつつ、機能的で快適な空間を整えたいと考える企業が少なくありません。

そんなニーズに応える手段として、柔軟性と経済性を兼ね備えたオフィス家具のリースサービスが注目されています。

新品と中古を組み合わせた無駄のない予算設計や、設置・各種工事までを含む一括対応など、リースならではのメリットを活かし、効率的でスマートなオフィスづくりが可能です。

オフィスレスキュー119Happyでは、家具のリースはもちろん、電気・LAN・内装などの工事からレイアウトのご提案まで、オフィスに関するあらゆる困りごとをワンストップでサポートしています。

まずはお気軽にご相談ください。