夏のオフィスの寒さ対策!冷えすぎる職場でできる工夫とは?

夏のオフィスの寒さ対策!

冷房の効きすぎたオフィスで、手足の冷えやだるさを感じていませんか?

夏でも長時間冷気にさらされると、体の不調や集中力の低下につながり、仕事のパフォーマンスにも影響が出やすくなります。

快適に働くためには、日常のちょっとした工夫がカギになります。

この記事では、冷房で冷えすぎる職場でも快適に過ごすための工夫と対策を紹介します。夏の職場環境を心地よく乗り切るヒントを見つけてみましょう。

夏のオフィスの冷房対策

夏のオフィスの寒さ対策!

夏のオフィスは冷房が効きすぎて、寒さに悩まされやすい環境です。

冷えが続くと体調の不調はもちろん、集中力が途切れやすくなり、生産性の低下にもつながります。

すぐにオフィスで実践できる冷房対策を紹介します。

  • 膝掛けやカーディガンを持参する
  • 温かい飲み物を飲む
  • 席を変えてもらう
  • 冷え対策グッズを使う

膝掛けやカーディガンを持参する

膝掛けやカーディガンをオフィスに用意しておくと、寒さによる不快感をやわらげるのに役立ちます。

服装だけでは寒さに対応しきれない場面でも、手軽に体温を調整できるため安心です。

冷えを防ぐことで体への負担が減り、仕事のパフォーマンス向上にもつながるでしょう。

温かい飲み物を飲む

オフィスで冷房の風に長時間さらされると、体の疲れやだるさを感じやすくなります。そんな冷えによる不調には、温かい飲み物を取り入れるのが効果的です。

冷え対策におすすめなのは、白湯、生姜湯、ノンカフェインのハーブティーなどです。

一方、コーヒーなどカフェインを含んでいる飲み物は、利尿作用や血管の収縮によって体を一時的に冷やしてしまう場合があります。

冷えが気になるときは、飲む量に気をつけながら取り入れるのが安心です。

席を変えてもらう

冷房の風が直接当たる席にいる場合は、席を変えてもらうのもひとつの方法です。

上司や総務に相談し、冷風が当たりにくい場所へ移動できれば、冷えによるストレスを大きく減らせます。

無理をせず、自分の体調を守るための工夫として前向きに検討してみましょう。

USB電源対応の温熱グッズを取り入れる

冷えが気になるオフィスでは、USB電源で使える温熱グッズを取り入れるのもおすすめです。

たとえば、USBブランケットやハンドウォーマー、座布団型のクッション、ネックウォーマーなどがあり、冷えやすい部分を手軽に温められます。

これらのアイテムはパソコンやモバイルバッテリーにつなぐだけで使用できるため、デスクまわりでも使いやすく、持ち運びにも便利です。

冷房による冷えを感じたときに、無理なく体を温められる心強い味方になります。

冷房が効きすぎるオフィスで起こる不調とは?

夏のオフィスの寒さ対策!

冷房が効きすぎた職場で起こりやすい不調とその原因について詳しく解説します。

冷えによる不調は放っておくと集中力の低下や体調不良にもつながるため、早めの対策が大切です。

  • 手足の冷え
  • 肩こり・頭痛
  • お腹の不調
  • 集中力の低下
  • 自律神経の乱れ

手足の冷え

冷房が効きすぎたオフィスでは、長時間座りっぱなしになると血流が滞りやすくなり、手足の冷えを感じやすくなります。

冷えが進行すると、だるさや集中力の低下を招くため注意が必要です。

膝掛けを使ったり、温かい飲み物を取り入れたりして、体を内側と外側から温める工夫を取り入れましょう。

肩こり・頭痛

冷房が強く効いたオフィスでは、首や肩まわりの筋肉が冷えて緊張し、血行が悪くなることで肩こりや痛みが生じやすくなります。

さらに、冷えによる血流の滞りは頭痛の原因にもつながるため、早めの対策が欠かせません。

こうした不調を防ぐには、肩まわりを冷やさない工夫に加えて、仕事の合間に軽いストレッチを取り入れるのが効果的です。

お腹の不調

長時間冷えた状態が続くと、内臓の働きが弱まり、お腹の調子にも悪影響が出やすくなります。胃もたれや消化不良、下痢や便秘などの不調が現れるケースも少なくありません。

特に、夏場にお腹がゆるくなりやすい人は要注意です。冷えを放置すると、食欲が落ちたり、体力や免疫力が低下したりする恐れがあります。

冷房対策とあわせて、お腹まわりを意識的に温める習慣を取り入れれば、こうした不調の緩和につながります。

集中力の低下

冷房が効きすぎた環境では、体の冷えによってだるさや不快感が生じ、集中力が低下しやすくなります。

特に手足やお腹が冷えていると、無意識に体の不調に意識が向いてしまい、目の前の業務に集中できない状態に陥りがちです。

快適なコンディションを保ち、集中力を持続させるためにも、冷え対策は欠かせません。

自律神経の乱れ

冷房が効きすぎたオフィスでは、体温を調整する自律神経に負担がかかりやすく、心と体のバランスが崩れやすくなります。

特に、暑い屋外と冷えた室内を行き来する日々が続くと、体がうまく順応できず、頭痛やめまい、だるさ、眠気といった不調が現れやすくなります。

こうした不調は、単なる「疲れ」ではなく、自律神経の乱れが原因となっている可能性が高いです。

冷房病は温度差によって起こる

夏のオフィスの寒さ対策!

夏になると、屋外の暑さと冷房の効いた室内との温度差が大きくなり、体がその変化についていけなくなることがあります。

こうした環境で起こるのが「冷房病」と呼ばれる不調です。

冷えによって体の機能をコントロールする自律神経が乱れ、頭痛やめまい、だるさ、食欲不振など、さまざまな症状が現れます。

冷房の風に長時間さらされる職場では特に注意が必要です。

冷房病を防ぐには、まず温度差が引き起こすリスクを理解し、日常的に体を守る工夫を取り入れましょう。

オフィス全体で取り組みたい冷房対策

夏のオフィスの寒さ対策!

冷房による冷えに対しては、個人でできる対策だけでは限界があります。そのため、企業としても冷え対策に積極的に取り組む姿勢が求められます。

以下のような観点から職場全体の環境を見直し、冷えに配慮した働きやすい職場づくりを進めることが大切です。

  • 室内温度は28度が理想
  • オフィスの要所に温度計を設置する
  • サーキュレーターを活用する

室内温度は28度が理想

冷房による冷えすぎを防ぐには、室温の設定が欠かせません。

環境省では、快適性と省エネルギーの両立を目指し、夏季の室温が28度前後になるよう調整が推奨されています。

外気との温度差を抑えることで体への負担が軽減され、自律神経の乱れや冷えによる体調不良も起こりにくくなるでしょう。

参考:「エアコンの使い方について」(環境省)

オフィスの要所に温度計を設置する

冷房による冷えすぎを防ぐためには、職場全体の温度管理も重要です。

オフィスの要所に温度計を設置すれば、冷えやすいエリアや温度ムラに気づきやすくなり、適切な空調調整がしやすくなります。

室温の見える化によって、従業員一人ひとりが冷房の使い方を意識しやすくなり、快適な職場環境づくりにもつながります。

サーキュレーターを活用する

冷房の効きにムラがある場合は、サーキュレーターを活用すると効果的です。

空気の流れをつくることで冷気が一箇所にたまるのを防ぎ、室内全体の温度を均一に保ちやすくなります。

冷房の設定温度を必要以上に下げなくても快適に過ごせるようになるため、冷えすぎの防止や省エネにもつながります。

冷房による不調を防いで、夏を快適に乗り切ろう

夏のオフィスの寒さ対策!

冷房による体の冷えは、見過ごせない問題です。体調や集中力に影響を与えるだけでなく、仕事のパフォーマンスにも直結します。

今回ご紹介した冷房対策を参考に、日々の業務に支障が出ないような快適な職場環境づくりを意識してみてください。

オフィスレスキュー119Happyでは、空調を含むオフィス全体の職場環境づくりをサポートしています。

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オフィス環境を見直したい、働きやすい空間に整えたいとお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。