ハッピーメルマガ(2025年10月 22日号)
オフィスレスキュー119ハッピーの小林です。
残暑も和らぎ、過ごしやすい季節になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のコラムでは、最近よく耳にする【出社回帰】について書いてみたいと思います。感染症が落ち着き、再びオフィスへ出社する動きが活発になる一方で、 「事務所のレイアウト変更」や「什器の買い足し」など、新たな課題に直面している企業様も多いようです。
本日は、この「出社回帰」のメリット・デメリットや、これからのオフィスのあり方について解説します。
出社回帰とは?
出社回帰とは、
コロナ禍をきっかけに普及したリモートワークや在宅勤務といった働き方から、再びオフィスへ出社する働き方に戻る動きを指します。
感染症対策として急速に広まった「オフィス分散化」の流れが、ここへ来て「オフィス中心」へと揺り戻しを見せている現象です。
この動きに伴い、「出社率が上がったのでレイアウトを変更したい」「コミュニケーション用の什器を買い足したい」といったご相談が、弊社へも最近多く寄せられています。

出社回帰が進む理由は?
コロナ禍をきっかけに多くの企業が在宅勤務やハイブリッドワーク(出社+在宅の併用)を導入してきましたが、感染症が落ち着いた後、社員のコミュニケーション不足や組織力の低下、生産性の課題などリモートワークだけでは解決しづらい課題が浮き彫りになったことから、出社回帰が進んだと言われています。
こうした背景からAmazonやメルカリといった有名企業が完全出社や一部出社といった出社回帰の方針を打ち出したことで話題となり全体の流れを後押ししています。

出社回帰のメリット・デメリット
出社回帰の最大のメリットはコミュニケーションの円滑化です。対面での会話は情報の伝達がスムーズで、誤解やすれ違いが起きにくくなります。
業務外の雑談や廊下ですれ違った際の立ち話など、オンラインでは生まれにくい何気の無い会話や偶発的な交流から新しいアイデアが生まれることもあります。
従業員間のコミュニケーション不足、業務のスピード感低下などの理由で原則出社の勤務体制に変更する企業は多いようです。
出社回帰のデメリットとしましては企業目線ではオフィスの維持コストがあげられますが、よく話題にあがるのは従業員目線での通勤負担の増加です。
通勤時間の復活は、ワークライフバランスの悪化やストレスの増加につながります。
特に育児や介護と仕事を両立している社員にとっては、柔軟な働き方が制限されることが離職の原因となることもあります。

まとめ
出社回帰は、コミュニケーションと組織力を取り戻す一方で、柔軟性や効率を犠牲にする側面を持ちます。
そのため完全な出社体制ではなく【週2〜3日出社】といったハイブリッド型勤務を採用し、両者のバランスを取ることが重要だと言えるでしょう。
実際、弊社でも一部職種で週2〜3日出社のハイブリッド型勤務を導入していますが、現状では特に支障なく運用できています。

小林 俊
- 最近ハマッている物:セブンイレブンの「炙り焼きさばとおだしごはん」
- 趣味:ステイホーム中に始めた料理(得意料理はジャーマンポテトと麻婆豆腐です)
- 好きな言葉:楽しそうに生きてれば、地球の重力なんてなくなる


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